ウェブサイトでアクセスを集めることを考えた時、良い検索順位を出してアクセスを集める方法の他に「有料広告を出す」という選択肢もあります。
GoogleやYahooの検索結果ページには以下のような広告欄があります。
このような広告を「検索連動型広告」または「リスティング広告」といいます。
このページではこの広告の料金の仕組みと、ブログを書いて集客するとどのぐらいの料金分の効果になるかを考えてみます。
リスティング広告の料金の仕組み
リスティング広告は出稿するだけでは料金はかかりません。
また、検索結果ページに表示されただけでも料金は発生しません。
クリックされた時に料金が発生します。
1クリックの単価は検索語句によって異なります。
「よく検索される語句」や「出稿したい広告主」が多い語句ほど1クリックの単価は高くなります。
検索語句ごとの1クリック単価を事前に調べる方法
どのような語句での検索をされた際に自社のリスティング広告を表示させるかは事前に設定することができ、1クリックの単価がどのぐらいになるのかを見積もることができます。
今回は例として「招待状 宛名書き」と検索された際にリスティング広告を出稿するとします。
すると「ひと月に検索される回数」は平均で1,600回ほど、「1クリックされた際の単価」はおおよそ174円だと表示されます。
1クリックの単価は上で述べたとおり「検索される回数」や「出稿したい広告主」の数によって変動しますので、この174円という金額は時期によって多少前後します。
時間をかけて書いたブログ記事によってアクセスを得る
時間をかけてブログを書くことによって良い検索順位でそのページを表示させ、見込み客のアクセスを集めることが可能です。
運用事例のページで紹介したこのクライアント様は上記の語句「招待状 宛名書き」での検索結果で6位を獲得しており(2015年8月時点)、売り上げに繋がりやすい見込み客のアクセスを集めることに成功しています。
もし仮に、上記の検索語句「招待状 宛名書き」からの訪問者が1ヶ月間に100件あるとしたら、
174×100=17,400円の広告効果
をこの1ページだけで無料で獲得していることになります。
1ヶ月間に1,600回検索される語句で6位にいるわけですから、その内の100回ぐらいはアクセスされると予想しても無理はなく、この金額は充分現実的と言えると思います。(厳密にはアクセス解析を見ればもっとわかる)
そしてここからが最も重要な点ですが、検索エンジン(GoogleやYahoo)から得られるアクセス数は毎月あまり変化しないため、来月も再来月も同じぐらいの集客効果が見込めるという点です。
年単位で考えるとかなりの広告効果を発揮することになります。
時間をかけてブログを書き続けることが必要
よく検索される語句で良い検索順位を出すのは容易ではありません。
クライアントにはそのためのコツなどはお教えしていますが、それでも1つのブログ記事を書くのに最低でも数時間はかける覚悟が必要です。
それぐらいの時間をかけてブログを書き続けていくと、上に挙げたような集客効果を発揮するページが出てきます。
逆に言えば、それぐらいの時間をかけて書いていないような薄い内容のブログ記事なら、何百ページ書いたとしてもアクセスは得られません。
アクセスがない、つまり誰も見ていないページをいくら書いたとしても時間の無駄ですので、きちんと腰を据えて更新し続けることがとても大事です。