WordPressプラグイン版・レスポンシブメールフォームの設定方法を解説します。
このプラグインは2016年4月19日に公式ディレクトリで公開されました。
現在の最新バージョンは2016年9月5日公開の1.4です。(通常版のバージョン2.3と3.0の中間のような感じになります)
更新履歴はこのページの一番下にあります。
参考ページ:プログラムをアップデートするの際の思想について
プラグイン版は通常版と機能面では同じですが(2016年4月時点)、WordPressの管理画面上ですべての設定が行えるのでconfig.phpの直接編集をする必要がなくなり、導入の敷居はかなり下がりました。
「UTF-8 BOMなしって何だ?」って人でもすぐに使えます。
プラグイン化したことでより多くの人に使ってもらうことができれば幸いです。
いずれは多言語化対応もするかもしれません。
WordPressプラグイン版のレスポンシブ・メールフォームのサンプル
このプログラムのサンプルは終了しました。
1、プラグインをインストールし、有効化する
WordPress管理画面にある左メニューから「プラグイン」→「新規追加」を選択し、そこにある検索フォームに「responsive mailform」と入力します。
すると以下のように一番目に出てくるはずです。
慣れている方であれば上記の公式ディレクトリページからzipファイルとしてダウンロードし、FTPソフトを使ってpluginsフォルダに直接アップロードしても問題ありません。
有効化が完了すると、左メニューの「設定」内にレスポンシブ・メールフォームの設定ページが出現します。
2、(必須)自分のメールアドレスや名前の設定
まずは最低限必要な設定だけをし、メールフォームが正しく画面に表示され、メールが正常に送信されるかの動作確認を行うことをおすすめします。
任意の設定項目に関してはその動作確認ができた後に行うほうが、万が一エラーが発生した際に原因の特定がしやすくなるのでベターでしょう。
最初に必須項目の設定を行います。
「自分のメールアドレス」には、メールを受け取るための自分のメールアドレスを記入します。
「メールの差出人名に表示される自分の名前」には、自分の名前または屋号などを記入しておくとよいでしょう。
「サンクスページのURL」には、送信完了後に表示させるページのURLを記入します。
サンクスページは固定ページや投稿ページなどで作成すればOKです。もちろんカスタム投稿ページでも問題ありません。
初期状態ではこのサイトのトップページ(https://www.1-firststep.com/)が記入されています。
まだサンクスページを用意していない場合は、このままでも問題ありません。正常にメールが送信された場合に上記URLのページが表示されることになります。(下画像参照)
3、(だいたい必須)相手に届く自動返信メールの内容を編集する
「相手に届く自動返信メールの内容」を編集します。
この項目のすぐ上にある「自分に届くメールの内容」は編集が必須じゃないのにこの項目が編集必須な理由は、この自動返信メールの内容の最下部に屋号の記述があるからです。(下画像参照)
ここを編集してください。(それ以外の文面の編集はメール送信の動作確認ができた後のほうがベターでしょう)
これまでの必須項目の設定が完了したら、「設定を保存」します。
4、メールフォームを設置するページにHTMLを貼り付ける
設定の保存が完了したら、メールフォームのHTMLコードをすべてコピーし、
メールフォームを設置する固定ページや投稿ページなどの編集画面で「テキスト」エディタのタブを押して選択し、
そのページを表示させた際にメールフォームが表示されていればOKです。
必須の項目に適当に入力して送信ができるかどうかの動作確認をしてみましょう。
注意:この後、WordPress編集画面で「ビジュアル」エディタに戻してはいけません。
「ビジュアル」エディタに戻すと、WordPressの機能によってspan要素が削除されたり、不必要なp要素が勝手に挿入されたりするからです。
HTMLの構造が変わることによって、メールフォームプログラムが正常に動作しなくなる可能性があります。
デザインのカスタマイズなどについて
基本的なカスタマイズに関しては以下のページで解説しています。
WordPressプラグイン版のバージョン1.4は通常版のバージョン2.3や3.0と機能や基本構造がだいたい同じになります。
通常版の紹介ページ最下部の「アップデート履歴」の部分で、バージョンごとにどのような機能が追加されたかの確認ができます。
- レスポンシブ メールフォームのカスタマイズ方法や詳細な解説
- メールフォームのデザイン変更やサイト組み込みの際のサイズの説明
- メールフォームのスパム対策機能の解説
- 通常版のメールフォームをWordPressサイトに設置する手順を解説
プラグインを有効化した際に自動挿入されるコードについて
このプラグインを有効化すると、各機能に関するファイルが公開されているすべてのページに自動挿入されます。
それらのコードの役割は以下のページで解説していますので参考にしてみてください。
- WordPressプラグイン版のレスポンシブ・メールフォームで自動挿入されるコードの解説
- プラグインによって挿入されるCSSファイルの読み込みを特定のページだけにする方法
- プラグインによって挿入されるJavaScriptファイルの読み込みを削除する方法
注意点
本プログラムの使用においていかなる損害が発生したとしても、当方は責任を負いません。
了承していただける方のみご利用ください。
著作権は放棄していませんが、著作権表示などは必要ありません。
ただ、再配布や無断での販売だけは禁止いたします。
それ以外であれば、カスタマイズして自分のお店サイトやクライアントの企業サイトなどに使用するのも自由です。
設置の代行は10,000円(1つにつき・税込税抜)でお引き受けしています。
制作者である私自身の手によって、100%確実に正常動作する状態で納品しますので、お急ぎの方にはおすすめです。
メールフォームの設置代行サービスについて
カスタマイズの依頼に関しては求める仕様によって料金が変わります。お問い合わせページからご相談ください。
サポートに関して
無料のものですから、基本的にはサポートはありません。
しかし、初期状態での設置に関しては、サポートBBSにて対応しております。
有償メールサポートと設置代行サービスについて
無償サポートの範囲外に関するものは、有償メールサポートや設置代行サービスがありますので、お問い合わせページからご相談ください。
アップデート履歴
- 2016/04/19 バージョン1.0
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- レスポンシブ メールフォーム for WordPress公開
- 2016/04/21 バージョン1.1
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- jQueryのコンフリクトに関する不具合を修正。
- 2016/06/06 バージョン1.2
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- 日時選択のカレンダー補助機能に関する不具合を修正。
- 2016/07/12 バージョン1.3
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- PHPのバージョンが上がった際にmysql_real_escape_string関数によって発生する不具合を修正。
(現在、このサイトにあるサンプルではPHP 5.6、WordPress 4.5.3以降で動作しています。) - その他、微細な修正。
- PHPのバージョンが上がった際にmysql_real_escape_string関数によって発生する不具合を修正。
- 2016/09/05 バージョン1.4
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- フリガナが正常に送信されない不具合を修正。
- このプラグインによって自動挿入されるコードの解説ページを公開。