このページの内容は2008年に書いたものなので、2019年現在となっては古いものとなります。
ホームページを作成する際のレイアウトの組み方は、大きく2つの方法があります。
テーブルタグを使ってレイアウトを組む方法と、CSSを使って組む方法です。
現在どちらの方法を使うのが好ましいかというと、CSSでレイアウトを組む方法が推奨されています。
これは私個人の主観論ではなく、Webの世界での常識になっています。
【補足説明】
Webの世界の標準技術は「W3C」という団体が国際的な基準を定義しています。
W3Cがどのような団体であるのかをここでは説明しませんが、興味のある方は検索サイトで「W3Cとは」と入力して検索してみるといいでしょう。
レイアウトの話に戻りますが、先ほども言ったように現在ではCSSを使ってレイアウトを組むのが好ましいとされています。
しかし、一昔前まではテーブルタグを使ってレイアウトを組むのが常識でした。
それはなぜかと言うと、当時はCSSがまだ整備されていなかったためにテーブルタグでレイアウトを組むしかなかったのです。
テーブルレイアウトの悪い点
テーブルタグを使ったレイアウトというのはCSSでのレイアウトに比べ、様々なデメリットが生じます。
テーブルレイアウトの悪い点 ※1 | CSSレイアウトの良い点 |
---|---|
ページ容量が重くなる | ページ容量が軽くなる |
SEO対策に不利 | SEO対策に有利 |
音声ブラウザに対応できない | 音声ブラウザに対応できる |
テーブルレイアウトの良い点
逆に、テーブルレイアウトの良い点を見てみましょう。
テーブルレイアウトの良い点 | CSSレイアウトの悪い点 ※2 |
---|---|
レイアウトを組むのが比較的簡単 | レイアウトを組むのが少し難しい |
各ブラウザ間での表示のずれが少ない | 各ブラウザ間での表示のずれが多い |
なぜテーブルレイアウトは推奨されないか?
以上の表を見てわかることがあります。
CSSレイアウトの悪い点(※2の部分)については、ホームページの制作者の技術によってテーブルレイアウトと同等またはそれ以上にすることが可能です。
しかし、テーブルレイアウトの悪い点(※1の部分)については、ホームページの制作者の技術がどれほど優れていてもCSSレイアウトと同等にすることは不可能なのです。
それがテーブルレイアウトの限界であり、現在推奨されない理由なのです。