ホームページというものは物であって物ではない部分があるので、制作費をなるべく安く済ませたいと思うクライアントは非常に多く存在します。
誰しも一般的には「安かろう悪かろう」という概念があるにも関わらず、ことホームページのような実体のない商品になると「1円でも安く」と考えるクライアントが非常に多いことに驚かされます。
先に言っておきますが、価格の安いホームページ制作会社すべてが悪いわけではありません。中には安い価格で良い商品を売っている制作会社も存在します。
しかし、先ほど申し上げたように「安かろう悪かろう」という一般的概念はホームページ制作の分野にも当てはまるケースが多いのが事実です。
「安い」ということはそれだけ「制作工程を削減している」と言えます。
それが効率化の結果であったり、削減しても問題ない工程ならいいのですが、ホームページ公開後の効果を考えた時に絶対に削減してはいけないような工程を省いてしまったような酷い出来のホームページも多々存在します。
1つのサイトを作るのに制作前の打ち合わせなども含め、1ヶ月近くかかることはごく普通にあることです。
つまり、最低でもそれだけの人件費がかかるということですから、数十万単位での料金がかかることは想像に難くありません。
価格の安い制作会社に依頼した結果、
- 素人目に見てもデザインセンスのないホームページ。
- 画像やページの表示が重い。
- 画像が粗い。
- レイアウトがズレている。
- 検索順位が低い。
- 日々のアクセス数が0。しかしアクセス解析が付いていないため自覚なし。
というようなホームページを持つことになってしまった方もいるでしょう。
このようなホームページでは何の効果も得られないだけでなく、そのページを見た人からのあなたの会社やお店のブランドイメージは大きく低下してしまうでしょう。
誰も見る人がいなく、何の効果も得られない。
そのようなホームページでも良いのなら、価格の安さだけを判断材料として依頼先を選ぶといいと思いますが、そのような方はおそらくいないでしょう。
あなたが自分の店のホームページを持ちたいと思った最大の目的は何でしたか?
売り上げの増加ですか?それともファンの獲得ですか?
それが達成できるかどうかが価格の安さよりも重要な点なのです。