世の中の8割以上のウェブサイト(ホームページやブログ)は1日のアクセス数が50もないと思われます。
これはSimilarWebのようなツールで計測しても明らかです。
また、ブログだけで言えば以下のような調査結果もありますし、私自身の経験から見てもその通りだと思います。
参考ページ:ブログに関する調査。1日の平均アクセス数が50以下のブログが8割以上。
参考ページ:ブログに関する調査。ブログをやめた理由、53%が「更新が面倒になったから」のQ3を参照
そのようなアクセスのほとんどないウェブサイトに価値はあるでしょうか?
私個人の意見で言わせてもらえば、ないと思います。
なぜかと言いますと、「アクセスがない」ということは「誰も見ていない」とイコールだからです。
たとえそのページがどんなに美しいデザインであったり、素晴らしい商品が掲載されていたとしても、アクセスがないということは誰も見ていないということです。
アクセスのないサイトによくあるパターン
多くの企業やお店のウェブサイトでは、運営者側がお客さんに伝えたいことを掲載しています。
それによって集客し売り上げを伸ばそうと考えるから、当然のことだとも言えます。
そのようなサイトでは、
- 何月何日にこの商品を仕入れました。
- 何日から割引セールをします。
- 先日はこんな仕事をしました。など。
のような内容をブログ形式で更新していたりします。
要するに宣伝であり、お知らせです。
結論から言ってしまえば、このような内容を書いている限りアクセスは増えません。
なぜアクセスが増えないのか?
上記のような内容のウェブサイトがどうしてアクセス数が増えないのか?
それは、アクセスの流入経路がないからです。
お客さんはどこでそのサイトの存在を知り、アクセスしてくるのか?
そこから考えなければいけません。
一般の方がよく勘違いしていることとして、
- ホームページやブログを公開したら、それだけで多くの人が見てくれて集客できる。
- サイトをきれいなデザインにすれば、アクセスが増える。
というものがあります。
これらは100%間違いです。
ただ作って公開しただけのウェブサイトでは、たとえ綺麗なデザインのサイトでも毎日アクセス0なのです。
せいぜい自分と自分の知り合いがアクセスするだけでしょう。
例えて言うと、山奥や砂漠にお店をオープンさせるのと同じなのです。
それがどんなにオシャレな内装や外観のお店だったとしても、多くの人はその存在を知るすべがないから誰も来ないのです。
アクセスを得て売り上げに繋げてこそウェブサイトは初めて価値が出る。ということを認識し、そのためには何をする必要があるのかを考えなければいけません。
と同時に、必要のない部分(好みのデザインか?など)に関してはこだわり過ぎても意味がないので、ある程度は妥協するぐらいの心構えのほうが結果的に効果が出るウェブサイトになりやすくなります。